Nintendo Switch(HAC-001)は、2017年の発売から時間が経ちますが、その基本的な仕様は今でも十分通用します。特に中古市場では価格も手頃になっており、これからSwitchを始めたい人や、2台目の本体を探している人にとって、実は狙い目なモデルです。
この記事では、初代モデルである「HAC-001」の基本仕様を改めて確認し、他のモデルにはない魅力と、今だからこそ知っておくべき情報をまとめました。
HAC-001の基本仕様(2017年モデル)
- 発売日: 2017年3月3日
- 型番: HAC-001
- サイズ: 縦102mm × 横239mm × 厚さ13.9mm(Joy-Con取り付け時)
- 重さ: 約398g(Joy-Con取り付け時)
- ディスプレイ: 6.2インチLCD(1280×720ピクセル)
- バッテリー駆動時間: 約2.5~6.5時間
HAC-001の基本仕様(2019年モデル)
2019年8月に発売された、バッテリー持続時間が向上した改良版モデルです。型番は初期モデルと同じ「HAC-001」ですが、モデルナンバーはHAC-001(-01)と表記されます。
- 発売日: 2019年8月30日
- 型番: HAC-001(-01)
- サイズ: 縦102mm × 横239mm × 厚さ13.9mm(Joy-Con取り付け時)
- 重さ: 約398g(Joy-Con取り付け時)
- ディスプレイ: 6.2インチLCD(1280×720ピクセル)
- バッテリー駆動時間: 約4.5~9.0時間(大幅に向上)
HAC-001を選ぶべき理由と知っておくべきこと
1. 「2つのHAC-001」
「HAC-001」という型番には、2017年発売の初期モデルと、2019年に発売されたバッテリー強化版の2種類が存在します。両者の外観はほぼ同じですが、バッテリー持続時間が大きく異なります。
中古で購入する際は、パッケージが赤色の箱のものがバッテリー強化版なので、こちらを選ぶとより長く楽しめます。
2. ストレージは32GBでも問題ない?
HAC-001の内蔵ストレージは32GBですが、ゲームソフトのダウンロード版を多く利用しない限り、この容量で十分対応できます。もし容量が足りなくなっても、市販のmicroSDカードで簡単に最大2TBまで拡張できるため、心配はいりません。ただし、現在では大容量のゲームも増えているため、あらかじめ大容量のmicroSDカードを用意しておくと安心です。
3. 画面の進化「LCD vs 有機EL」
HAC-001はLCDディスプレイを採用しています。一方、後継の有機ELモデルは、より鮮やかで美しい画面が特徴です。しかし、LCDも決して見劣りするわけではありません。ゲーム体験の質は、ディスプレイの種類だけでなく、ソフトの内容にも大きく左右されます。LCDモデルは、バッテリー強化版であれば有機ELモデルと遜色ないほどの稼働時間を誇るため、コストパフォーマンスを重視するなら非常に良い選択肢です。
4. ドックの仕様と有線LAN
HAC-001に付属するドックには、有線LANポートがありません。オンライン対戦を頻繁にプレイする方は、別売りの「有線LANアダプター」を利用することで、安定した通信環境を構築できます。これは有機ELモデルのドックにも共通する仕様ですが、HAC-001でもアダプターを追加するだけで快適なオンラインプレイが可能です。
まとめ:今でもHAC-001は「賢い選択」
発売から年月が経ちましたが、HAC-001はNintendo Switchのコアな魅力を全て備えています。特に中古市場で手に入れやすい価格になっている今、これからSwitchを始めたい人やサブ機として考えている人にとって、非常にコストパフォーマンスの高いモデルと言えるでしょう。
新しいモデルに比べて画面サイズやストレージ容量、バッテリーに違いはありますが、用途によってはむしろHAC-001が最適解となる場合もあります。自身のプレイスタイルに合わせて、賢くモデルを選びましょう。
コメント