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【自分で直す】初代Nintendo Switchのバッテリー交換方法と失敗しない互換パーツの選び方

Switch
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大好きなゲームを遊んでいるときに、ふと「最近、充電の減りがすごく早くなったな…」と感じることはありませんか。

特に発売から年数が経っている初代モデルは、内蔵されているバッテリーが少しずつ寿命を迎えています。

「自分でバッテリーを交換して、また快適に遊びたい!」

そう思うものの、いざネットで交換用のバッテリーを探すと、容量が微妙に違っていたり、安全性が心配になったりして、どれを選べばいいか迷ってしまうことも多いはずです。

この記事では、作業経験があまりない方にも分かりやすいように、安全な互換バッテリーの選び方や交換手順、注意点を順番に解説します。

※本記事は2017年発売の初代モデル(型番:HAC-001)、および2019年発売のバッテリー持続時間が向上したモデル(型番:HAC-001(-01))の両方に対応しています。どちらのモデルも内部のバッテリー規格は同じですので、同様の手順で交換が可能です。
(※Switch Liteや有機ELモデルは手順やパーツが異なりますのでご注意ください)

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交換前に知っておきたい初代Switchのバッテリー寿命

そもそも、Switchのバッテリーはどれくらいで寿命を迎えるのでしょうか。仕組みや劣化のサインを知っておくと、交換時期の目安になります。

  • 寿命の目安は「約500回前後」の充電: Nintendo Switchに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、充放電を約500回繰り返すと、新品時の約80%まで容量が低下するといわれています。使用頻度にもよりますが、数年使用するとバッテリーの持ちが悪くなることがあります。
  • こんな症状は劣化のサイン:
    • 満充電にしたのに1時間〜2時間ですぐに減ってしまう
    • 残量がまだあるのに急に電源が落ちる
    • 画面が裏蓋側から押し出されるように、本体が膨らんでいる(バッテリーの膨張)

特に本体が膨らんでいる場合は、内部でガスが発生してバッテリーが膨張している証拠です。そのまま使い続けるのは避け、早めの交換を検討しましょう。

自分で交換するメリット・デメリット

自分で修理を行うことには、良い面もあれば、どうしても避けられないリスクもあります。作業を始める前に、天秤にかけて考えてみましょう。

項目メリットデリケートな部分(デメリット)
費用と時間修理費用を大幅に抑えられる / パーツが手元にあればすぐに交換できる失敗すると最悪の場合、本体が完全に故障する恐れがある
保証とサポートDIYとして修理そのものを楽しめる分解・改造された本体はメーカー保証の対象外となり、任天堂で修理を断られる場合がある
作業の安全面発火や破裂などのトラブル対策、安全管理はすべて自己責任になる

これらを理解した上で、「自分でやってみよう!」という場合は、以下の準備と手順をしっかり確認しながら慎重に進めていきましょう。

失敗しない互換バッテリー選びのポイント

ネットショップで交換用のバッテリーを探すと、容量(mAh)の表示に少しずつばらつきがあることに気づくと思います。

純正バッテリー(HAC-003)は4310mAh(約16Wh)です。互換品ではメーカーによって容量表示に多少違いがありますが、HAC-001対応として販売されている信頼できる製品であれば通常使用に問題はありません。一方で、純正を大きく上回る容量をうたう製品は実際の性能と異なる場合もあるため注意しましょう。

また、購入する際は「PSEマーク」がついているかを必ず確認してください。

日本の安全基準を満たしていることを示す丸型の「PSEマーク」と、その近くに日本の「輸入・販売事業者名」がしっかり印字されているものを選ぶことが大切です。

ただし、PSEマークが付いていても品質が必ず保証されるわけではありません。販売元やレビュー、保証内容も確認し、信頼できるショップから購入しましょう。

Amazon.co.jp: HEMAJUN(ヘマジュン)HAC-001 HAC-003 バッテリー 4310mAh、Switchと互換性あり 工具セット付属 (207-05) : ゲーム
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バッテリー交換に必要な道具

作業を始める前に、まずは必要なものを手元に揃えましょう。ネジのサイズに合った工具を使うことが、失敗を防ぐ最大のコツです。

  • 交換用バッテリー(HAC-001対応・PSEマーク付き)
  • Y字ドライバー(1.5mm〜2.0mm程度): Switchの裏蓋を外すために使います。
  • プラスドライバー(精密用): 内部のネジを外すために使います。
  • プラスチック製のヘラ: 粘着テープを剥がしたり、隙間に差し込んだりします。金属製のものはショートの原因になるため避けてください。
  • ピンセット: 細かいコネクタを取り扱うときに便利です。
  • パーツトレイ(またはマグネットトレイ・磁石付きマット): 外した小さなネジを無くさないよう、整理して置いておくためにあると非常に便利です。

安全に進めるための「交換前」の準備

リチウムイオンバッテリーは、エネルギーが沢山残っている状態ほど、傷がついたときの発火・発煙リスクが高まります。安全に作業を行うために、以下の準備を必ず行ってください。

  • バッテリー残量を20〜30%程度まで減らしておく: 万が一、作業中にバッテリーを傷つけてしまっても、残量が少なければ大きなトラブルになるリスクを抑えられます。
  • 本体の電源を完全に切る: スリープではなく、電源ボタンを長押しして完全にシャットダウンしてください。
  • 充電ケーブルやイヤホン、ゲームカードなどをすべて抜く
  • 静電気を逃がしておく: 金属製のものに触れるなどして、手についた静電気を逃がしてから作業を始めましょう。

バッテリー交換の具体的な手順(目安時間:30分〜60分)

準備ができたら、いよいよ交換作業に入ります。全体の流れを順番に見ていきましょう。急がず、ひとつずつの作業をゆっくり丁寧に行うことが成功への近道です。

  1. 本体裏面のネジを外す
    本体裏側にある4箇所のネジをY字ドライバーで外します。さらに、上面・下面・側面、そしてスタンドの下にあるSDカードスロットの中に隠れているプラスネジもすべて優しく外していきます。
  2. 裏蓋と金属プレートを取り外す
    裏蓋をゆっくりと持ち上げて外します。すると、基盤を覆っている銀色の大きな金属プレートが見えてきます。このプレートを留めているプラスネジをすべて外し、プレートを取り外します。
  3. バッテリーのコネクタを抜く(最重要!)
    基盤を傷つけないよう、まず最初にバッテリーから伸びているコネクタを、形状に合わせてまっすぐ上に持ち上げるようにして外します。この段階で電気を遮断しておくことで、作業中のショートなどのトラブルを防ぐことができます。
  4. 古いバッテリーを剥がす
    古いバッテリーは、裏側が強力な両面テープで本体に固定されています。バッテリーの下に少しずつヘラを差し込み、粘着テープをゆっくり剥がすように取り外します。無理な力を加えたり、バッテリーを折り曲げたり、鋭利なもので突いて穴を開けたりしないよう、焦らず少しずつ剥がしてください。
  5. 新しいバッテリーの取り付けと組み立て
    新しいバッテリーを元の位置に配置し、コネクタを形状に合わせてまっすぐ奥までしっかり差し込みます。あとは取り外した時と逆の手順で、金属プレートを取り付け、ネジを締め、裏蓋を元に戻していけば作業完了です。

交換後に確認したいポイント

組み立てが終わったら、すぐに遊び始めるのではなく、以下のポイントを順番に確認してみましょう。

  • 電源が正常に入るか: 電源ボタンを押して、いつも通り起動するか確認します。
  • 充電マークが表示されるか: 充電ケーブルを挿し、正しく充電が開始されるか確認します。
  • バッテリー残量が正しく変化するか: しばらく充電したり使ったりして、残量(%)が異常に早く増減しないか様子を見ます。
  • 本体が異常に熱くならないか: 触ってみて、以前と比べて異常な発熱がないかを確認してください。

もし数日間使ってみて残量表示が不安定な場合は、任天堂が案内している「バッテリー残量表示の補正(キャリブレーション)」を試してみましょう。表示のズレが正しく直ることがあります。

取り外した古いバッテリーの適切な処分方法

交換作業が終わったら、取り外した古いバッテリーを適切に処分しましょう。

リチウムイオンバッテリーは、ゴミ収集車や処分場での火災の原因になるため、一般の可燃ごみ・不燃ごみとして処分できない場合がほとんどです。

  • リサイクル協力店に持ち込む: 家電量販店やホームセンター、一部のスーパーなどに設置されている「小型充電式電池リサイクルBOX」に入れて回収してもらいましょう。
  • 端子を絶縁する: 回収BOXに入れる前に、バッテリーの金属コネクタ部分にセロハンテープやビニールテープを貼って、電気が流れないように(絶縁)してください。
  • 自治体のルールを確認する: お住まいの地域によって回収方法が異なる場合があるため、自治体のホームページなどで確認した上で、ルールに従って正しくリサイクルしてください。

自分で修理をするときの注意点

作業をスムーズに進めるために、最後にもう一度、大切な注意点をおさらいしておきましょう。

  • ネジを絶対に潰さない: Switchのネジは非常に柔らかく、サイズが合わないドライバーを使うとすぐにネジの頭が潰れてしまいます。ドライバーをネジに垂直にぐっと押し付けながら、ゆっくり回すのがコツです。
  • ネジの長さを間違えない: 外したネジは場所によって長さが異なります。パーツトレイなどに、外した場所と同じ配置でネジを並べておくと、組み立てるときに迷わずに済みますよ。

よくある質問(FAQ)

自分でバッテリー交換を行う際によくある疑問をまとめました。

Q. バッテリー交換にかかる時間は?
A. 作業に慣れている人で20〜30分程度、初めて挑戦する場合は30〜60分程度を見込んでおくと安心です。焦らず慎重に作業を進めましょう。

Q. バッテリー交換だけで充電の減りは改善する?
A. バッテリーの劣化が原因であれば改善する可能性があります。ただし、長年使用した本体の場合、基板の経年劣化や充電回路の不具合が原因で減りが早いケースもあり、その場合はバッテリーを換えても改善しないことがあります。

Q. 自分で交換するとデータは消える?
A. 通常のバッテリー交換作業で保存データが消えることはありません。ただし、万が一の作業ミスやショートによる故障に備えて、Nintendo Switch Onlineの「セーブデータお預かり」機能などを利用し、事前にデータのバックアップを取ってから作業するとより安心です。

Q. バッテリー交換後に充電できない場合は?
A. まずはバッテリーのコネクタが奥までしっかり差し込まれているか、ケーブルが金属プレートなどに挟み込まれていないかを確認してください。それでも充電できない場合は、初期不良の可能性もあるため購入店に相談してみましょう。

記事のまとめ

初代Switchのバッテリー交換は、適切な工具を用意し、安全対策を徹底して慎重に手順通りに進めれば自分で行うことができます。

安全の証である「PSEマーク」と「輸入・販売事業者名」がしっかり入った交換用バッテリーを選び、交換前の「残量を減らしておくこと」や「コネクタを優しく外すこと」を意識して、安全第一で作業を進めてみてください。

一歩ずつ丁寧に行えば、またいつでも大好きなゲームの世界へとスムーズに戻ることができます。ぜひ大切なSwitchをもう一度、安全に復活させてあげてくださいね。

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